人生に「満足」をもたらすのは、高い収入でもモノでもない。「自由な時間」を多く持っている人こそが、ほんとうの「豊かな人」。より多くお金をかせぐことより、自分のために時間を使うことを選択したダウン・シスターたちのスローな生き方のすすめ。世の中で「もっとも危険な本」!
【目次】
あなたも、のんきで気楽な生活ができる/ものの見方が生き方を変える/仕事人間は奴隷と同じ/あまり働かないことは健康にいい/失業-自分がどんな人間かを知る真のテスト/私を退屈させているのはこの私/誰かがおこした火で温まるのではなく、自分で火をおこそう/受身の活動だけでは何も得られない/禅の教え-今この瞬間に生きよ/くだらない仲間といるよりひとりになれ/優雅な生活に大金はいらない/終わりは、今、始まったばかり
最近、私は、世界中を旅行している夫婦と話をした。幸運なことに、二人はブータンの王様に会ったという。ブータンは、国としてはまだ開発途上国だ。国民は貧しいが、貧しさに負けてはいない。それどころか、ブータンの人々は自分たちの生活に心から満足している。
二人が王様にブータンのGNPが低いことを問うと、王様はこう答えた。「私たちは国民総生産(GNP)を信じていないんです。私たちが信じているのは国民総幸福(GNH)です」
幸福を追い求める中で多くの幸福は失われる。無名の賢人
さて皆さん、どうだろう?各国の成功度を測るために、国民総生産ではなく国民総幸福を使ってみては?きっと、もっと住みやすい世界が作れることだろう。だが、まず、既にいるエコノミストたちを全員追い出す方法を見つけ出さなくてはならない。