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フィンチの嘴 ガラパゴスで起きている種の変貌


ガラパゴスには多彩な嘴で有名な鳥ダーウィンフィンチが生息している。20年をかけて彼らを丹念に調査した研究者のグラント夫妻は驚くべき事件を見い出した。鳥たちは気候の変動に応じて刻々と変貌し、「現在」も進化を遂げているのだ―種を突き動かす驚異的な自然の力を克明に描き出し、進化は「過去」の出来事に過ぎないという固定観念を打破するピュリッツァー賞受賞作。


【目次】
第1部 現生に見る進化(ダフネ島/ダーウィンが見たこと/限りない変異/ダーウィンのくちばし/天の摂理/ダーウィンの法則/2万5000ダーウィン)/第2部 新たなる生物(プリンストン大学/変異による創造/回る炎の剣/見えない岸辺/大いなる別離/分裂と融合の狭間で/新しい生物)/第3部 G・O・D(見えない文字/巨大な実験/外来の力/抵抗運動/伴侶/考えるイスカ)/神とガラパゴス

利己的な遺伝子


「なぜ世の中から争いがなくならないのか」「なぜ男は浮気をするのか」―本書は、動物や人間社会でみられる親子の対立と保護、雌雄の争い、攻撃やなわばり行動などが、なぜ進化したかを説き明かす。この謎解きに当り、著者は、視点を個体から遺伝子に移し、自らのコピーを増やそうとする遺伝子の利己性から快刀乱麻、明快な解答を与える。初刷30年目を記念し、ドーキンス自身による序文などを追加した版の全訳。

【目次】
人はなぜいるのか/自己複製子/不滅のコイル/遺伝子機械/攻撃-安定性と利己的機械/遺伝子道/家族計画/世代間の争い/雄と雌の争い/ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中をふみつけてやろう/ミーム-新登場の自己複製子/気のいい奴が一番になる/遺伝子の長い腕

フェルマーの最終定理


17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

今この世界を生きているあなたのためのサイエンス


エネルギー問題、地球温暖化など、誰もが無関係ではいられない切実な問題を取り上げ、最新科学に基づいて要点を解説する、全米ベストセラー。

【目次】
第1講 テロリズム(九・一一事件-何が起きたのか?/テロリストと核兵器/バイオ・テロ)/第2講 エネルギー問題(エネルギー問題の知られざる真実/太陽エネルギー/石油の終焉?)/第3講 原子力(放射線の基礎知識/放射性物質の基礎知識/核兵器を知る/原子力/核廃棄物/核融合制御)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉


少年時代より変わらぬ、あくなき探求心といたずらっ気・・・。20世紀を代表する物理学者が、奇想天外な話題に満ちた自らの人生をユーモアたっぷりに語る。ノーベル賞受賞をめぐる顛末、また初来日の時の“こだわり”など、愉快なエピソードのなかに,とらわれぬ発想と科学への真摯な情熱を伝える好読物。

相対性理論


時空概念を一変させたアインシュタイン(1879‐1955)の相対性理論。その考え方の基本はすべて、最初の論文「動いている物体の電気力学」に述べられている。この論文の邦訳に加え、一般読者の理解のために、原論文の論旨展開を忠実・平易に再現してた解説をほどこした。アインシュタインが創出した思考過程にそって相対論が理解できる得難い一冊。

【目次】
A 動いている物体の電気力学(運動学の部(同時刻の定義/長さと時間の相対性/静止系から、これに対して一様な並進運動をしている座標系への座標および時間の変換理論/動いている剛体、ならびに時計に関する変換公式の物理学的意味/速度の合成則)/電気力学の部(真空中におけるマックスウェル・ヘルツの方程式の変換、磁場内にある物体の運動に伴って生ずる起電力の性質について/ドップラー現象および光行差の理論/光線のエネルギーの変換則、完全反射する鏡に与える輻射圧の理論/携帯電流がある場合のマックスウェル・ヘルツの方程式の変換/加速度が小さい場合の電子の力学))/B 解説

生命とは何か―物理的にみた生細胞


量子力学を創造し、原子物理学の基礎をつくった著者が追究した生命の本質―分子生物学の生みの親となった20世紀の名著。生物の現象ことに遺伝のしくみと染色体行動における物質の構造と法則を物理学と化学で説明し、生物におけるその意義を究明する。負のエントロピー論など今も熱い議論の渦中にある科学者の本懐を示す古典。

【目次】
第1章 この問題に対して古典物理学者はどう近づくか?/第2章 遺伝のしくみ/第3章 突然変異/第4章 量子力学によりはじめて明らかにされること/第5章 デルブリュックの模型の検討と吟味/第6章 秩序、無秩序、エントロピー/第7章 生命は物理学の法則に支配されているか?/エピローグ 決定論と自由意思について

二重らせん


生命の鍵をにぎるDNAモデルはどのように発見されたのか? 遺伝の基本的物質であるDNAの構造の解明は今世紀の科学界における最大のできごとであった。この業績によってのちにノーベル賞を受賞したワトソン博士が、DNAの構造解明に成功するまでの過程をリアルに語った感動のドキュメント。

おすすめのビジネス書 理系の名著

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで


この宇宙はどうやって生まれ、どんな構造をもっているのか。この人類の根源的な問いに正面から挑んだのが「アインシュタインの再来」ホーキングである。難病と闘い、不自由な生活を送りながら遙かな時空へと思念をはせる、現代神話の語り部としての「車椅子の天才」。限りない宇宙の神秘と、それさえ解き明かす人間理性の営為に全世界の読者が驚嘆した本書は、今や宇宙について語る人間すべてにとって必読の一冊である。

【目次】
1 私たちの宇宙像/2 空間と時間/3 膨張する宇宙/4 不確定性原理/5 素粒子と自然界の力/6 ブラックホール/7 ブラックホールはそれほど黒くない/8 宇宙の起源と運命/9 時間の矢/10 物理学の統合/11 結論-人間の理性の勝利

マックスウェルの悪魔新装版 確率から物理学へ


タイムマシンを実現させて過去をよみがえらせ、永久機関を動かして、世間をアッといわせてみせる。人類が滅び、宇宙に終焉が訪れるとすれば、マックスウェルの悪魔こそ、救世主か?この不可思議な悪魔に目をつけながら、時間の向きを決めているという「エントロピー」を、他に類を見ない面白さとわかりやすさで解説する。

【目次】
1 永久機関のはなし/2 エルゴード仮説より/3 確率から物理法則へ/4 秩序崩壊/5 なぜ空気はつもらないか/6 でたらめの世界/7 救世主としての悪魔

地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す


地球温暖化を巡ってヒートアップするばかりの人々をクールの粉砕。『環境危険をあおってはいけない』の著者が再び問題提起を行う。

【目次】
第1章 ホッキョクグマは警告のカナリヤだろうか?(論争の縮図ーホッキョクグマの絶滅/議論をまとめると)/第2章 熱を帯びてー手短に説明すると(地球温暖化ー基本/地球温暖化ー気温の上昇 ほか)/第3章 地球温暖化ー主な心配事(長い歴史ーCO2と温度/最近の歴史ーCO2、温度、氷河 ほか)/第4章 地球温暖化をとりまく政治(気候のつまみで何ができるの?/むしろやるべきことー研究開発を増やそう ほか)/結び 最優先事項をやるのがクールだ!(そろそろまともな対話が必要だ/予防原則はどっち側にも当てはまる ほか)

ダーウィンの『種の起源』


「進化論」を高度な理論にまで高めた画期的な書『種の起源』誕生の経緯から、出版当時どのような賞賛と批判を受け、さらに今日に至るまで名著として輝きを放ち続けているのかを、わかりやすく解き明かす。

おすすめのビジネス書 理系の名著

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学


MIT(マサチューセッツ工科大学)を始めとするアメリカの各大学で採用される世界基準の生物学の教科書。

【目次】
第1章 細胞:生命の機能単位(細胞はどのような性質を持つために生命の基本単位となっているのだろうか?/原核細胞の特徴は何か? ほか)/第2章 ダイナミックな細胞膜(生体膜の構造はどうなっているか?/細胞膜はどのように細胞接着・細胞認識に関わっているのだろうか? ほか)/第3章 エネルギー、酵素、代謝(生物学的なエネルギー変換の基礎となる物理法則はどのようなものだろうか?/生化学のエネルギー学におけるATPの役割は何か? ほか)/第4章 化学エネルギーを獲得する経路(どのようにしてグルコースの酸化から化学エネルギーが放出されるのだろうか?/グルコース代謝の好気的経路 ほか)/第5章 光合成:日光からのエネルギー(光合成とは何か?/どのようにして光合成は光エネルギーを化学エネルギーに変換するのだろうか? ほか)

ソロモンの指環―動物行動学入門


生後まもないハイイロガンの雌のヒナは、こちらをじっとみつめていた。私のふと洩らした言葉に挨拶のひと鳴きを返した瞬間から、彼女は人間の私を母親と認め、よちよち歩きでどこへでもついてくるようになった…“刷り込み”などの理論で著名なノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、けものや鳥、魚たちの生態をユーモアとシンパシーあふれる筆致で描いた、永遠の名作。著者による「第2版へのまえがき」初収録。